男子、(男子)シニア、女子の各ツアーから6人ずつ出場し、団体戦で争う日立3ツアーズ選手権が11日、千葉・大栄CCで行われ、男子が17年以来、5年ぶり8度目の優勝を果たした。平均24歳と、17度目の開催で男子としては最年少のチーム編成で、3連覇を狙った女子との接戦を制した。

第2ステージ最終組の最終9番パー4で、今季男子賞金王の比嘉一貴(27)が、バンカーからの第2打を50センチに寄せて勝負あり。星野陸也、大西魁斗、桂川有人、河本力、蝉川泰果の残る5人が「あのバンカーショットで決まった」と絶賛した一打だった。MVPに輝いた比嘉は「すごく褒められてうれしい(笑い)。技術のある選手ばかり。チームワークの勝利」と笑顔で喜んだ。