22位から出た西村優菜(22=スターツ)は、1バーディー、1ボギーの72とイーブンパーで回り、通算15アンダー、559でホールアウトした。ホールアウト時点で25位。来季のほとんどの試合に出場できる、20位以内にはホールアウト時点で2打届いていない状況となっている。それでも45位タイまでに入れば得られる、来季の出場資格の獲得は確実な状況となった。ホールアウト後の一問一答は以下の通り。

-最終ラウンドを振り返って

西村 (涙を流し続け、言葉を発することができない状況が続いた後に)「悔しいです」

-途中、1つでもバーディーパットが決まっていれば波に乗りそうだったが

西村 「打ちたいパットは打てていたんですけど、入ってくれなくて、流れをつかめずに、あっという間に終わってしまったなという感じです」

-試合とはまた違う、独特の緊張感があったのでは

西村 「すごく緊張感があって、タフな戦いだったんですけど、少し自分に期待している部分もあって…。ちょっと残念です」

-第1週は2コースを使うなど過酷な8日間

西村 「いろんなコースを回って、覚悟はしていたんですけど、距離的な部分でけっこうしんどい戦いが毎日続いていて、その中でも何とかやろうと思って、やっていたんですけど…。厳しいツアーだなと思います」

-この経験は今後に生きる

西村 「ショットは徐々に調整できているところはあったので、そこはよかったと思います。でもやっぱり、まだまだな部分が多かったので、もっと練習しなきゃという感じです」

-20位以内を意識しながらのプレーだったが

西村 「少しでもたくさんバーディーを取りたいと思って、やっていたんですけど。チャンスもけっこう多かったですし、決めきれず、いい流れが来ずという感じでした」

-いいショットも多かった。またチャレンジしたい思いはあるか

西村 「今はあまり思えないんですけど…。でも強くなりたいなというのはあります」

-日本から応援していた人も多かった

西村 「この挑戦も、すごく応援してくださった方がたくさんいて、すごくうれしかったですし、思うような結果ではなかったんですけど、またいいプレーを、たくさんお届けできるように頑張りたいです。すみません…(両手で顔を覆って涙を流す)」