今年米女子ゴルフツアーに本格参戦する西村優菜(22=スターツ)が13日、都内で行われたニュースアプリ大手のグノシーとのスポンサー契約発表会見で、「もっと強くなれるきっかけになれば」と話した。

同社は西村のプレーデータの分析サポートや情報発信支援などの支援を行う。西村は「データを取るのがもともと好き」と明かした。ナショナルチームに入った高校時代から、ヤーデージブックに1ショットごとのプレーの詳細を記しているという。「自分が書いたデータを細かく分析して、自分のスコアメークにつなげていくのは楽しみ。細かい分析がすぐに結果にもつながってくれると思う。データを元に組み立てていくゴルフが、自分のゴルフにも合っている。自分の強みとして戦っていけるのでは」と話すなど、データ分析サポートを歓迎している。

国内ツアー2戦に出場。ほどなく渡米し、23日開幕のドライブオン選手権を含む2試合にエントリー。ドライブオン選手権出場は確定していないが、出場できる可能性が高い。米ツアー本格参戦を目前に「夢見てきた舞台。ドキドキワクワクしています」と率直な心境を明かした。「23年は限られた試合数しかないですが、米ツアーで頑張って、シード獲得を目指して日々成長していきたい。(大きな目標の1つ)メジャー優勝に向けて近づいていければ」と意気込んだ。

また、米国でゴルフ以外にやりたいこととして「スポーツ観戦に行きたい。野球やバスケとか、スケールが違う」と興味津々。開催中のWBCについては「寝るギリギリまで、中継を見ていました。日本を背負って、チームのために戦う姿はかっこいい。感動しました」と興奮気味に話した。