尾崎将司門下生で、ツアー本格参戦2年目の佐久間朱莉(20=大東建託)が川岸史果とのプレーオフ1ホール目で敗れ、ツアー初Vはお預けとなった。
悪天候などで27ホールの短縮競技となり、決勝ラウンドは10番インスタートの9ホールだけ。決勝ラウンドは首位に2打差11位で出て、5バーディー、ボギーなしの31で回り、通算9アンダーだった。
プレーオフ1ホール目の18番パー5。第2打はクリークに入れてしまうミスショットに。パーパットを残した後、川岸がバーディーを決めた。第2打について「2オンは狙っていないです。体が浮き上がって右にいってしまった」。さらに「最後の大事なところで大きなミスが出て、もったいなかった」と唇をかんだ。決勝ラウンド9ホールについては「キャディーさんと目標10アンダー、最低8アンダーと話していた。9ホールは完璧なゴルフができた」。涙で目を赤くしながら振り返った。
前週のリゾートトラスト・レディースは3位だった。