ホステスプロの渋野日向子(24=サントリー)は70で回り2アンダーで発進した。

5バーディー、3ボギー。ホールアウト時点で暫定15位。

グリップの握り方を「インターロッキング」から、指を絡めずに持つ方式に変更。「100%に近いスイングができそう」と手応えをつかんだ様子だった。

 

<以下、渋野と一問一答>

-終盤に連続ボギーもあったが

「短い(パット)を外しちゃったりしたんで。やっぱり緊張感あるなあ…と」

-宮里藍さんからは何か言われたか

「温かい目で見てくれていました」

-全体的な今日の印象は

「1日目にして若干、足に疲労があるなあ。タイミングが合わず右にも左にも…。めちゃくちゃオーバーしたのもあって、前半の方が感触が良かったです」

-グリップを野球のバットを持つような握り方に変えたのか

「ざっと言うと、(握り方を変えて)5日目です。この先のことを考えたらなあ…と。(助言は)父ですね。『やってみたら?』みたいな」

-グリップのテープの巻き方も変えていた?

「練習をしている中で、右手が遊んでいるかなと思ったので。(グリップを)太くしてみようかな~と。持ち方を変えたから(厚さも)したわけじゃないです。しっかり振れるしドライバーも結構、飛んでいる」

-握り方は一時的にやっていることなのか

「長い目では見ています。今週、バレないようにやろうと思っていたらバレたな。そりゃあ、見えますよね。指が出とるやん! って。最初、握った感覚で『これ、振れるんかな?』って思いましたよ。でも、やってみたら『あら、こりゃい~なあ』と。フェードも打とうと思えば打てる。左手の感覚は前より強くなった気がする。右手も重要。個人的には(復調への)近道になった気がします。前やっていたよりは、ちょっとずつ。100%に近いスイングができそう。右に行ってもそのまま真っすぐ。左は若干ありますけど。特大ホームランを打っている感じ。これを続けよう。やっていくしかないな」

-負傷を抱える左手親指付け根付近の状態は

「痛みはないので、練習ができるのは幸せなこと。練習をしていると、少しだけ自信を持って打つことができる。練習が楽しくなっています。今まで(練習が)できていなかったから。めちゃくちゃ引っかけて大オーバーしたのがあったんですけど、それも『やべ~』というのではなかった。(後半は)ショットが荒れていたんで、タイミングの調整を頑張ります!」

-平日だがギャラリーも多かった

「いい組(山下、馬場と同組)だったので、すごく楽しかったです」

 

カシューナッツを食べる渋野日向子、笑顔の馬場咲希ほか/女子プロ第1日写真特集1

ショットを放ち笑顔を見せながら歩く脇元華ほか/女子プロ第1日写真特集2