単独首位で出た平田憲聖(22=ELECOM)が通算11アンダーでメジャー初優勝、ツアー2勝目を挙げた。

前半1バーディー、3ボギーとスコアを2つ落とし首位を譲ったが、後半にしっかりと巻き返した。12番パー5でバーディーを奪い取り返すと、14番、15番で連続バーディー。17番パー5でもバーディーを奪いガッツポーズ。追ってくる金谷拓実(25=Yogibo)、蝉川泰果(22=フリー)らをおさえ、ツアー初優勝を飾った5月のミズノオープン以来となる2勝目を手にした。

プロデビュー戦から18年93日、史上最もスローのツアー初優勝を狙った上井邦浩(40=三好CC)は前半を終え一時首位に立ったが、15番2打目を池に入れダブルボギーとするなど終盤に乱れ、順位を落とした。2年ぶりの最終日最終組だったがまたしても優勝には手が届かなかった。

19年大会優勝者の石川遼(31=CASIO)は、最終日4バーディー、1ボギーの69で、通算7アンダーで競技を終えた。