松山英樹(31=LEXUS)が米ツアーで初となるホールインワンを決めた。

165ヤード、パー3の8番ホール。アイアンでコンパクトに振り抜くと、ボールはカップの1メートル手前でバウンド。そしてカップを越えて2バウンドしたところで鋭くバックスピンがかかり短く後退。ボールはカップの中へと消えた。

いつも冷静な松山だが、これにはキャディーとハイタッチし、同組の選手とも抱き合い、喜びをあらわにした。序盤にボギーが先行する苦しい展開の中、5アンダーからここで2打伸ばし、気持ちを立て直した。

この日は出入りの激しい展開となったが、最終18番パー5をバーディーで締めた。ホールインワンのほかに3バーディー、4ボギーの71。単独首位のステファン・イェーガー(ドイツ)とは5打差の通算7アンダー10位タイで決勝を迎える。