梅田琉偉(大阪・大阪桐蔭高1年)が通算2アンダーで優勝、(こうき、沖縄・エナジックスポーツ学院1年)が1打差の2位となり、世界ジュニア日本代表となった。

梅田はスタートの10番でグリーン右のラフから20ヤードほどのチップインバーディーを決めて波に乗った。14、16番でもバーディーを取り、通算1アンダーに。上位陣が伸び悩んだこともあって混戦の中で日本代表圏内に入り、後半の8番パー3で手前15メートルぐらいのパットが入ってボギーなしの68で抜け出した。「去年プレーオフで負けて悔しかったので、なおさらうれしいです」と笑顔を見せた。

東恩納は前半13番からの3連続バーディーなど5バーディー(1ボギー)で通算4アンダーとして一気に首位に立った。「このまま粘りたい」と言っていた後半だったが、折り返して4番までに3ボギーと貯金を吐き出した。そこからは粘って通算1アンダーを守り、2人目の代表を勝ち取った。

世界ジュニアはともに初出場になる。「どうなるかわからないけど、自分なりの安定したゴルフをしたい。世界にどんな選手がいるか見てみたい」(梅田)、「予選に初めて挑戦して日本代表になれてうれしい。米国でもアンダーパーを目指したい」(東恩納)と、楽しみにしている。