今春、宮城・東北高校を卒業した倉林紅(18)が、5アンダー67で優勝した。最初のホールこそダブルボギーとしたものの「しっかりと気持ちを立て直して、目標である、攻めるゴルフができたのが良かったです」と8バーディーをたたみかけ、2位に2打差をつけた。

4月5日からの富士フイルム・スタジオアリス女子オープンに出場し、パープレーの31位タイと、堂々の成績を収めた。同大会前の主催者推薦選考会では人生初のホールインワンをマークし、トップ通過。「ここ数年、課題はパターだったんです。ラインの読み方を一から変えて、いろんなラインから練習しています。1メートル、2メートルのパットをいかに決めるかが肝心なので、その練習をたくさんしています。マンデーも7アンダーだったんです。パターが決まってくると良いスコアが出ると感じます」と成長の実感を語った。

昨年のプロテストは2次で落選。「これからもパットの練習をしっかりして、自分のゴルフができれば(合格)できると思う」と、鍛錬を怠らず、挑戦2年目でのプロテスト合格を目指す。