中山大生(おおき、千葉・千葉黎明高2年)が2アンダー70で回って首位に立った。1打差で3人が追う混戦になった。

「関東予選(4月2日)以来の試合だったので心配でしたけど、いいプレーができたと思います。アプローチでカバーできたのと、長めのパーパットが入ったのがよかった」と振り返った。

自身がキーポイントに挙げたのは7番と17番のパーセーブ。ともに「2メートルぐらいのパーパットが入った」という。特に17番のパーセーブは、16番で右のバンカーから3メートルにつけてバーディーを取って首位に並んだ直後だった。続く最終18番パー5では第3打を1メートル弱につけるバーディーにつなげ、混戦から抜け出した。

ゴルフを本格的に始めたのは中1の時で、まだ4年ほどで発展途上中。ドライバー飛距離は約270ヤードだが「バラつきがもう少しなくなるようにスイングを改造しています。関東予選の時よりはよくなっている」と調整中とはいえ、光明も見えている。

1打差に4人、2打差までに6人がひしめく大混戦。世界ジュニア日本代表がかかる最終日に向けて「まずは今日のスコアのことは忘れたい」といい「最終日は自分ができることだけをしたい。無理をしないで、安定したプレーを心がけたい」と話した。