女子ゴルフのメジャー第1戦、シェブロン選手権は20日、米テキサス州ウッドランズのカールトンウッズ・クラブ(パー72)で第3ラウンドが行われたが、悪天候のためサスペンデッドとなった。順位は全て暫定。勝みなみが13番、畑岡奈紗は17番を終え、ともに通算5アンダーで首位と6打差の9位につけた。勝は「ティーショットが荒れていてあまりバーディーチャンスにつけることができなかった。粘って粘っての1日だった。最終日は違う1日になることを願う」、畑岡は「いい感じで伸ばせた。(サスペンデッドになり)この状態でプレーしてもなかなかコンディションが違い過ぎて難しかったと思う。また最終日、新しい気持ちでできれば」と、ともに最終日に気持ちを切り替えた。

今季初の予選通過を果たした渋野日向子はイーブンパーの43位。「久しぶりに決勝ラウンドをプレーできてすごく楽しい。最後に池ぽちゃしたのはもったいなかった。まだまだできるなと思うので、しっかり練習して頑張りたい」と振り返った。

笹生優花は通算2アンダーの31位、山下美夢有が1アンダーの34位。岩井明愛と、残り1ホールの古江彩佳は1オーバーの54位とした。稲見萌寧は64位、西村優菜は68位となった。

12ホールで通算11アンダーのアタヤ・ティティクル(タイ)がトップに立っている。(共同)