「黄金世代」の1人、吉本ひかる(25=マイナビ)が68で回り通算7アンダー、137で首位に浮上した。10位から出て5バーディー、1ボギーの好スコア。先週に6年ぶりの優勝を飾った同世代で仲のいい新垣比菜(25)に刺激を受けて2勝目を狙う。昨年優勝の岩井千怜(21)が連続バーディー締めで67、首位発進の小祝さくら(26)は74で何とか踏ん張り3人が並んだ。新垣は予選落ちした。

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152センチの小さな体で大きなゴルフを展開した。首位と6打差、10位から出てスコアを伸ばした。インスタートの前半こそイーブンも、後半は4バーディー、ノーボギー。首位浮上だ。

「全体的に良かった。ショットは良かったんですけど最近、アプローチ、パターがイマイチだった。でも、ウェッジを替えて良くなった」。フィーリングが合わずいろんなウェッジを試してきて今週、「前に使っていたやつに戻した」のが正解だった。「最近、簡単なところからボギーを打っていた」というグリーンまわりの悩みが晴れた。

同世代で仲のいい新垣が先週、6年ぶりに優勝した。新垣の涙に誘われ、吉本も涙した。もちろん、刺激を受けた。「現場で見ていて優勝っていいなと思いました」。神戸入りして仲のいい8人が集い、韓国料理店で新垣の優勝を祝った。そして次は自分が、と奮い立った。

昨年3月の明治安田生命レディスで初優勝。今季は6位と7位が1度ずつで、あとは2桁順位と苦戦が続いていた。「かみ合わなかったのが今週は少し上向いてきている」。待望の2勝目へ、手ごたえと自信を持って勝負の決勝ラウンドに臨む。【実藤健一】