当落線上の25位で出た馬場咲希(19=サントリー)は4バーディー、2ボギーの70で回り、通算6アンダーの352、24位に入って、来季の出場権をぎりぎりのところでもぎ取った。
中継局WOWOWのインタビューに応じ、「今日はもうスコアを落とせない位置だった。1打1打がすごく苦しかった。つらいし、すごい苦しい9ホールで、何回も心が折れかけたけれど、最後まで諦めないで、最後にバーディーを取れてすごく良かった」と話した。
前日の降雨サスペンデッドを経て、この日は9番第2打から再開。バーディーパットが連続で外れてスコアを伸ばせず、11番パー4では短い距離からの3パットでボギーとなるなど苦しんだ。切符獲得のボーダーラインまでわずかに届かない状況が続いた。それでも最終18番パー4、約8メートルのバーディーパットを沈め、最後の最後に圏内へ再浮上。右手を強く握りしめた。
最後のバーディーパットは約8メートル。「入る確率は結構低いと思っていたけれど、入れるという気持ちでラインを読んでいた。気持ちでねじ込んだ」と振り返った。
ホールアウト後には涙がこぼれた。「今週も、この1年も、つらいことがすごく多かった。そのつらいことが、今年は終わったんだという涙」。米下部エプソンツアーを主戦場としたプロ1年目。過酷な条件で精神力と技術を高めた。その成果を最後の一打に集結させた。

