3打差10位から出た小祝さくら(27=ニトリ)が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り、通算15アンダーの201で、昨年6月のアース・モンダミンカップ以来、約1年ぶりの通算12回目の優勝を逆転で飾った。今回の優勝で2019年から6年連続の優勝ともなった。
目まぐるしく首位が入れ替わる混戦を制したのは実力者の小祝だった。
7番から3連続バーディーで折り返すと、11、14番でバーディー。16番パー4でチップインイーグルを奪って、優勝を引き寄せた。
「今回クマの対策を何重にもしていただき本当にありがとうございました。コロナ禍以来の無観客試合。その中でたくさんバーディーを取って優勝できてうれしいです」
開幕前日の16日にクマの目撃情報があり、当初第2日だった18日から3日間開催の短縮日程に変更。異例の無観客開催となり、コース外周で爆竹を鳴らす、獣が嫌う匂いを散布する、ラジオを設置して競技開催中も音を鳴らすなど、警戒態勢を敷いた状態で選手たちは競技に入った。プレー以外に気を使わざるを得ない状況もベテランの集中力は最後まで切れることはなかった。

