00年度生まれ「ミレニアム世代」で実力、ファッションともに、注目度急上昇中の藤田かれん(25=ライク)が、首位と2打差の3位と、初優勝を射程にとらえた。4位で出て5バーディー、3ボギーの70と2つ伸ばし、通算7アンダー、137。9アンダーで首位の桜井心那を追って、最終日に臨む。その最終日に予定していた「勝負服」をこの日、前倒しで着てしまったため、コーディネートにも頭を悩ます“新オシャレ番長”。プレーでも華やかに、逆転優勝を目指す。
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快晴の天気に、カラフルなピンクのスカートと、ミッキーマウスのイラスト入りの白のウエアが映えた。「プレーの邪魔にならない範囲で、なるべく着けたいんです」と、両手の指や手首、両耳などに、金銀のアクセサリーをたくさん着けた藤田かれんが、プレーでも魅了。「今日イチ!」という、17番パー3のバーディーは、難しい10メートルのパットを決めた。「この2日間は、今シーズンで1番楽しい」と、笑顔がはじけた。
この日の上下のウエアは「勝負服」だった。「実は明日(最終日)着ようかなと思っていたんですけど、着られる時に着ておこうと思って」と、お気に入りだからこそ、注目される場面で投入したかった。狙い通り、4位で出て優勝争いに残った。ただその分、最終日のコーディネートは「考えます」と、頭を悩ますことになったが、うれしそうに満面の笑みを見せた。
ミレニアム世代の“オシャレ番長”といえば、吉田優利が現在も君臨し、安田祐香らもいる。それがオフからの地道な体づくりなどで「20ヤードぐらい伸びた」というドライバー平均飛距離は、昨季のツアー21位から今季は同6位へ。3月のアクサ・レディースでも優勝争いに加わるなど、実力の上昇に伴ってファッションも注目されてきた。20日には宿舎近くでカラオケを楽しみ、リフレッシュ。等身大の“新”オシャレ番長が、自然体で世代7人目の優勝を狙う。【高田文太】

