小平智(35=Admiral)が18年12月日本シリーズJT杯以来となる国内ツアー通算8勝目を逆転で挙げた。3打差8位から出て、1イーグル、7バーディー、ボギーなしの63で回る猛チャージで、通算24アンダーの264。今季最高の優勝賞金4260万円を手にした。1打差の2位は前日首位タイの大岩龍一で、岩田寛と金子駆大が通算21アンダーの3位だった。

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10番のリーダーボードを見て首位と1打差を確認すると、小平はスイッチを入れた。12番から4連続バーディーで首位に並び、17番パー5では3メートルに2オンしてイーグルを奪い、突き放した。約7年ぶりの優勝に「今までで一番うれしい」と感慨深げに語った。

18年に米ツアーで優勝し、米国を主戦場としたが以降は不振に陥り、昨夏に国内ツアーに復帰した。23年1月にコーチの父健一さんが亡くなって以降、モチベーションが低下。一念発起し、6月末から約1カ月のアメリカ合宿を行い、松山英樹とラウンドし、ショットなどのアドバイスを受けたことが復調につながった。「ここで勝ったことで、アメリカでまたプレーしたい」と米ツアー再挑戦へ意欲を示した。