左手首を痛めて昨年9月に手術、長期離脱からの復帰戦となったツアー通算12勝の小祝さくら(27=ニトリ)は12位で4日間を終えた。5位から出て1バーディー、2ボギーの73と1つ落とし、通算5アンダー、283。前半の3番でボギーが先行したが、直後の4番でバウンスバックに成功すると、そこからは11ホール連続でパーを並べた。16番パー3は、ティーショットを4メートルのチャンスにつけながら、そこから3パットを要してボギーとし、そのままこの日オーバーパーで終えた。
「パターが決まらず、耐えるゴルフになってしまった。16番もバーディーチャンスから3パットして、もったいないゴルフになりました」と、反省の弁を並べた。それでも第1ラウンドを終えて3オーバーの72位と、50位タイまでの決勝ラウンド進出圏外だったことを考えれば「最終的に10位ちょっと。頑張った方かなと思います。最初は予選通過を目指して、そこから結構いいところまでいけたので、感覚は悪くなかったですし、また来週から試合が続くので、自信にもつながりました」と、復帰戦としては上々との自己評価だった。
今大会は第2ラウンドで今季のツアー第1号となる、自身8年ぶり2度目のホールインワンを達成。賞金50万円を手にし「ステーキとか食べに行きたい」と、ホールアウト後に話していたら、事実、直後の夕飯はステーキに。前日第3ラウンド終了後には「1万円のステーキを食べました。ヒレです。自分の中のステーキランキングでトップ3に入るおいしさでした」と、大満足に報告していた。コース内外で、収穫の大きな開幕戦となった。
12位フィニッシュについては「試合前から考えると予想以上でした。予選を通ったらいいし、結構、たたく予想もしていたので。どんなゴルフでも受け入れてやろうと、今週は思ってやっていました」と、復調の早さに自信を深める結果にもなった。
次戦は台湾で開催されるが「食事が心配ですし、今週、パスポートを忘れてきていて…。でも、無事に届いて間に合いました」と、内心や舞台裏を明かした。周囲のサポートのおかげで、1度、パスポートを取りに帰ることなく、そのまま台湾入りできることには、ホッとした表情だった。

