男女とも1年生が記念すべき第1回王座に就いた。男子は白川統太郎(岐阜・麗澤瑞浪)が通算12アンダー132で逆転勝ち。女子は重原純奈(茨城・ルネサンス)が同10アンダー134で逃げ切った。白川は第1日、首位の佐藤ミラー(栃木・佐野日大3年)に4打差3位だったが、最終日に9アンダーとして追いつくと、プレーオフ1ホール目に栄冠をたぐり寄せた。重原は清水心結(東京・代々木3年)の追い上げを2打差でかわした。
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○…白川は1年生ながら、肝が据わっていた。477ヤードの1番パー4でのプレーオフ第1打。佐藤が右にそらした後、白川は「集中して、自分のスイングを貫いた」。するとボールは300ヤード先のフェアウェーセンターへ。そして、3オンの佐藤が5メートルのパーパットを外すと、残り9メートルのバーディーパットをカップまで10センチに付けていた白川がタップインパー。グリーン上で大きくガッツポーズを決めた。
クラブハウス前で仲間から水かけの祝福を受けた白川は、「中部にいないうまい選手がいっぱいいる中で、自分のプレーを貫き通して勝てて、めちゃくちゃうれしい」と、言葉を弾ませた。
白川は、この日のラウンドで4打差を追う展開だったが、決してあきらめていなかった。9バーディー、ボギーなしの63で自己ベストを1打更新した。一方の佐藤は9バーディーを奪いながらも、4ボギーの67。しかも、最終18番のボギーで追いつかれる展開で、流れは白川に移っていた。
183センチ、86キロの恵まれた体を持つ白川は、関東高校王者の佐藤を破り、更なる自信を得た。目標とする選手は2020、24年の全米オープン覇者ブライソン・デシャンボー。「将来は世界で活躍できる選手になりたい」と目を輝かせていた。
○…女子の重原は、前日の約束通りの攻めのゴルフで、スコアを第1日の68から66に伸ばした。6バーディーでボギーなしの66は、自己ベストに1打差まで迫る素晴らしさ。朝一の第1打こそミスショットで飛ばなかったが、パーセーブすると、2番ホールから勢いに乗った。「ショットが安定していて、パターも良かったので、グリーンに乗れば入る感じだった」と笑った。
昨年までは「アンダーパーが目標だった」。それが、今年は「60台で回る」と上方修正した。練習量を増やした結果、飛ばなかったドライバーの平均飛距離が10ヤード伸びて230ヤードになったこと、パター技術が向上したことが、目標アップにつながり、この日の優勝に結びついた。「今回に向けて準備してきたので、2日間60台で回れて優勝できた。狙っていました」と自然と舌も滑らかになっていた。
<男子上位成績>
【1位】白川統太郎(岐阜・麗澤瑞浪1年)=132(69・63)
【2位】佐藤ミラー(栃木・佐野日大3年)=132(65・67)
【3位】成松峻(東京・杉並学院3年)=138(72・66)
【4位】馬庭隼人(新潟・開志国際3年)=138(70・68)
【5位】清水悠雅(埼玉・埼玉栄2年)=138(69・69)
【6位】沖田雫(埼玉・埼玉栄2年)=138(69・69)
※3位以下はマッチングスコアカード方式による
<女子上位成績>
【1位】重原純奈(茨城・ルネサンス1年)=134(68・66)
【2位】清水心結(東京・代々木3年)=136(71・65)
【3位】山田翠咲(石川・金沢学院大付3年)=140(71・69)
【4位】佐藤彩葉(埼玉・埼玉栄3年)=140(70・70)
【5位】高橋璃愛(埼玉・埼玉栄3年)=140(70・70)
【6位】高橋彩夢(千葉・拓大紅陵2年)=140(69・71)
※同スコアの順位はマッチングスコアカード方式による
<主催>関東高等学校・中学校ゴルフ連盟、中部高等学校・中学校ゴルフ連盟<後援>関東ゴルフ連盟、日刊スポーツホールディングス、報知新聞社、スポーツニッポン新聞社ほか

