ゴルフの世界女子アマチュアチーム選手権は3日に長野・軽井沢72で開幕、日本は勝みなみ(16=鹿児島高1年)、松原由美(15=大阪学院大高1年)、岡山絵里(18=大阪商大高3年)の3人で臨む。

 3人のスコアのうちいい方の2人のスコアを合計し、4日間で争う団体戦。日本女子は過去4位が最高位で、初の表彰台、地元での初優勝を目指す。

 コースは押立コース(6309ヤード、パー72)と入山コース(6311ヤード、パー72)を交互に回る。押立の18番は787ヤードのパー6という珍しい設定。勝にとっても「パー6」は初体験だが、「ウッドで1回多く打つだけです」と違和感はない。

 また、鍵を握るホールとして、入山の15番パー5を挙げる。14番グリーンから15番ティーまでが長い上り坂で、今大会は選手が自分でクラブを運ぶため、手押しカートを使っても「体力を消耗するんですよ」と勝。その直後だけに「ドライバーをまっすぐいかせられれば…」と続けた。

 今大会を「世界で一番大きな大会。日本での開催なので特別な試合」と位置づける。「日本ジュニアと同じ気持ちで頑張ります」。最終日に6打差を逆転して初優勝した2週間前と同様に、最後まで攻め続けるつもりだ。