<全国高校ラグビー:石見智翠館26-26長崎南山>◇30日◇2回戦◇花園

 長崎南山が21点差を追いつかれ、抽選で泣いた。後半に3連続トライで26-5と点差を広げ、シード校撃破は目前。しかし残り13分でリードを失い、抽選へ。CTB南主将が先に引いた紙には、無情の「出場権なし」。相手の石見智翠館(島根)は、年に10試合以上練習試合し、合宿も行う友好関係。南は「仕方ない。『次頑張って』と(抽選結果を)受け入れることができた」と潔かった。しかし、初出場の99年も抽選負けした市山監督は「ベンチワークのミス」と悔やんだ。