2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の建設で、白紙撤回となった旧計画をデザインした建築家のザハ・ハディド氏が3月31日に急逝し、国内で五輪準備に携わる関係者からも悼む声が相次いだ。
遠藤利明五輪相は1日の閣議後の記者会見で、2本の巨大アーチが特徴だった案を振り返り「斬新なデザインは五輪招致に大変大きな貢献をされたし、招致決定後も国民の期待感を盛り上げていただいた」と指摘した。
旧計画の総工費が当初の1300億円から2651億円に膨張したことを批判してきた東京都の舛添要一知事も記者会見で「急な訃報でびっくりした。新国立競技場ではいろいろな経緯があったが、それとは別に、これだけ素晴らしい建築家が亡くなったことに心からお悔やみ申し上げたい」と悼んだ。馳浩文部科学相も「情熱的でアグレッシブで独創的な素晴らしい建築家。大変素晴らしいデザインだった」と話した。



