国際オリンピック委員会(IOC)は臨時理事会を開き、2020年東京五輪の新種目を決めた。バスケットボールの男女3人制、卓球の混合ダブルス、柔道の混合団体など計15種目を追加。また、ボクシングの男子2種目を女子に変更など、5競技に種目の変更があり、重量挙げは男子1階級が削減となる。

 東京五輪の全種目の合計数は、16年リオ五輪の306種目から、この日決定された追加の新種目15と、野球、サーフィンなど、東京五輪だけで行う追加競技の18種目を加えた339種目となる。

 全体の参加競技人数は、東京五輪だけで行う追加5競技を除くと、16年リオ五輪の1万901人から285人の削減で1万616人。これに追加5競技の474人が加わり、参加全競技人数は1万1090人となる予定だ。

 追加の新種目は以下の通り。

 ◆競泳 男子800メートル自由形、女子1500メートル自由形、400メートル混合メドレーリレー

 ◆アーチェリー 混合団体

 ◆陸上 1600メートル混合リレー

 ◆バスケット 男女3人制

 ◆自転車 男女マディソン(トラック)、男女BMXフリースタイル

 ◆フェンシング 男女団体

 ◆柔道 混合団体

 ◆卓球 混合ダブルス

 ◆トライアスロン 混合リレー