全日本スキー連盟の皆川賢太郎競技本部長は20日、来年2月の平昌冬季五輪代表選考に関して、連盟が定めた派遣推薦基準を満たした一部の選手について、年内にも代表に正式決定する可能性を明らかにした。

 従来は年明けに発表されていたが、同競技本部長は「絶対的な理由が詰まった場合は年内に指し示すことも検討している」と述べた。8月の理事会に諮る。

 連盟は2016~17年、17~18年シーズンの世界選手権やワールドカップ(W杯)で8位以内の成績を1回以上などの派遣推薦基準を定めている。皆川競技本部長は一部の種目で基準を追加する方針も示唆した。