10年バンクーバー五輪スピードスケート男子500メートル銅メダリストの加藤条治(32=博慈会)が一発勝負で代表の座をつかむ。27日に開幕する平昌(ピョンチャン)五輪代表選考会(長野市エムウエーブ)に向け、26日は会場で滑りを確認。4度目の五輪を目指すベテランは「注目度の高いレースは一番経験しているし、一発勝負は得意。良い一発が出ると思う」と自信をのぞかせた。

 14年ソチ五輪後は両膝のけがに苦しみ、昨季はW杯代表落ちも経験した。それでも「この膝と一緒に歩んできた」と、今季はW杯で34秒47の好記録をマークするなど、しっかりと調子を上げてきた。代表入りの条件は今大会で上位3人に入ること。今季W杯で2位に入った山中、ベテラン長島らと争う一戦に「平常心を保って、冷静に熱く滑りたい。十分に射程内に入っている」と言葉に力を込めた。

 ◆平昌五輪代表選考方法 代表は男子8人、女子10人が上限で、11~12月に行われたW杯4大会の結果で女子の小平が500メートルと1000メートル、高木美が1500メートルで今大会の出場を条件に内定している。残る代表枠のうち、男女とも団体追い抜きの3人を実績や合宿での力量を基に強化部首脳がまず選考する。残りの枠が個人種目の選考会上位選手に割り振られる。代表は最終日の30日に発表される。