平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子で66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が右足首の治療のため、世界選手権(3月19~25日、イタリア・ミラノ)を欠場することが7日、日本スケート連盟から発表された。

 羽生は昨年11月のNHK杯で右足首靱帯(じんたい)を損傷。復帰戦となった平昌五輪では、まだ完治しておらず、痛み止めを服用しながら演技に臨んでいた。五輪後の診断は「右足関節外側靱帯(じんたい)損傷、腓骨(ひこつ)筋腱(けん)損傷」で、約2週間の安静と3カ月間のリハビリ加療が必要になる見込み。

 羽生は「これまでたくさんの応援ありがとうございます。診断の結果、世界選手権に出場できなくなりましたが、一日も早く復帰できるよう、治療とリハビリをしっかりとし、少しずつできることを続けていきます」と、コメントを寄せた。

 羽生の欠場により、世界選手権には補欠登録していた友野一希(同大)が出場する。