国際テニス連盟(ITF)が今夏のジャカルタ・アジア大会男女シングルス優勝者に2020年東京五輪(オリンピック)の出場枠を与えることを受け、日本協会の土橋登志久強化副本部長は8日、日本のトップ選手で構成するナショナルメンバー派遣も視野に入れることを明らかにした。

 当該選手が参加を希望すれば優先する意向で「(五輪枠は)魅力がある。挑戦するメリットの方が大きい」と話した。

 5月末がアジア大会のエントリー期限という。土橋強化副本部長は「できるだけ早い段階で選手を絞っていきたい」と語った。