平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)で2大会連続の銀メダルに輝いたノルディック複合の渡部暁斗(29=北野建設)が、全日本スキー連盟の17-18年シーズンの最優秀選手賞に選出され、7日に都内で行われた表彰式に出席した。

 黒のタキシードに身を包んだ渡部暁は「4年後の北京五輪に、三度目の正直として挑戦していきたい」と決意を新たにした。

 今後の目標としては、22年北京五輪までに2度ある世界選手権での金メダルを挙げ、「世界選手権で金メダルを取れれば、より五輪の金メダルが確実なものに近づいてくるので、その通過点」と位置づけた。

 優秀選手賞には、平昌五輪メダリストの高梨沙羅(21=クラレ)や平野歩夢(19=木下グループ)、原大智(21=日大)らが選ばれた。