前回2位で優勝候補の一角だった中大は、悲願の伊勢路Vを逃した。
1区で大学3大駅伝デビューとなった愛知・名古屋アジア大会台湾代表の簡子傑(1年)が首位から4秒差の4位発進で順調な滑り出し。しかし、2区起用となったルーキー栗村凌(1年)が区間13位でまさかの大ブレーキ。順位も八つ落とし、一気に12位まで後退した。5区終了時で10位まで回復させると、6区並川颯太(3年)が6・3キロ地点でシード圏内の8位以内に食い込み、4人抜きの6番手で中継所に飛び込んだ。ただ、首位で独走する早大との差は4分50秒。悲願Vは絶望的となった。
10月31日の前日会見で藤原正和監督(45)は「真っ向勝負をしての優勝」を理想に掲げていた。優勝候補でもあった10月の出雲駅伝は5位。「今年はちょっと中途半端だった。出雲が終わった週にしっかりと学生たちと話をして、意識の持ち方や全日本に向けて何をやらなきゃいけないかを、しっかりとこの2週間で修正してきた」と振り返っていた。
「8区までいい形でつないでいって、伊勢のゴールに1番に飛び込んでいきたい」。指揮官が描いた青写真通りとはならなかった。

