バドミントン世界選手権初出場で金メダルを獲得した新星ペア「ナガマツ」の永原和可那(22)、松本麻佑(22=ともに北都銀行)組が6日、羽田空港に帰国した。

 同種目は永原、松本をはじめ日本人3ペアが表彰台に上がった。東京五輪(オリンピック)の同種目最大2枠を争う女子ダブルス戦国時代に、松本は「今回の優勝で、東京五輪も本格的に目指す位置にいけたな」と名乗りを上げた。「海外勢よりも、日本人同士の争いが熾烈(しれつ)になってきている。日本人に当たるまで負けないことが第一目標」と引き締めた。

 7日に23歳の誕生日を迎える松本は「優勝して誕生日を迎えたいなと思っていたけれど、入りすぎないようにしていました」と笑顔。「毎年毎年歳を重ねるごとに、引き出しを増やしていきたいです」と新たな気持ちを話した。2人に贈られる報賞金300万円の使い道は「貯金します」と堅実に言った。