世界ランキング21位の錦織圭(28=日清食品)の2度目の決勝進出はならなかった。同6位のノバク・ジョコビッチ(31=セルビア)に3-6、4-6、2-6で敗れた。

以下は一問一答。

-相手があまりにも強すぎたか

錦織 サーブ、リターン、ストロークすべてに安定していた。彼と戦うだけのエネルギーが残っていなかった。

-最初から調子が上がらなかったか

錦織 (いつもなら)よみがえってくる自分のテニスが、あんまり来る気配がしなかった。足も動いていなかった。

-テニスの質ではどうだったか。

錦織 テニスのレベルは上がっている。夏、自分のテニスを失いかけていた中で、やっと取り戻してきた。いいテニスで、この2週間、やりきれた。

-2年前の4強との違いは

錦織 う~ん、すいません、頭が回らなくなってきた(苦笑)。グランドスラムで決勝に行ったり、優勝するというのは、体力もいるし、メンタル的にも疲労は来る。そういう強さもないといけないと痛感させられた。

-大坂に何かアドバイスは

錦織 彼女の信じられないテニスを見るのが楽しみ。十分に、セリーナを破るチャンスがあると思う。