平昌五輪（ピョンチャン・オリンピック）銀メダリストの宇野昌磨（20＝トヨタ自動車）は、フリー188・38点、ＳＰとの合計277・25点で逆転優勝し、２連覇を達成した。
また、18年世界選手権5位の友野一希（20＝同大）は、フリー139・20点、合計220・83点で9位だった。
友野一希
4S+2T/4S/3A+1Eu+3S/FSSp/StSq/3A+3T/3Lo/3F/FCCoSp/3Lz/ChSq/CCoSp
冒頭の4回転サルコー－2回転トーループは最初のジャンプの着氷でバランス崩し手をついてコンビネーションにできず。続く4回転サルコーも転倒した。３連続ジャンプは着氷した。その後の予定していたジャンプ構成を変更して挑んだが、手をつくなどのミスで点を伸ばせなかった。演技後は笑顔なく悔しい表情を見せた。
- スケートカナダ男子フリー 演技する友野一希（ＡＰ）
- スケートカナダ男子フリー ジャンプの着氷時に転倒する友野一希（ＡＰ）
宇野昌磨
4S/4F/3A/FCSp/FCoSp/StSq/3A+3T/4T/4T+2T/3A+1Eu+3F/ChSq/CCoSp
冒頭の4回転サルコーをうまく着氷。続けて4回転フリップ、トリプルアクセルを成功させた。中盤からの4回転トーループ－2回転トーループを着氷させた。予定していたジャンプ構成を変更。体力的にきつくなる後半の3連続ジャンプでは最後の3回転フリップでバランス崩し手をついた。最後のジャンプの3回転サルコー－3回転トーループでは、最後の着氷で転倒。演技後、腰に手を当て何度も大きく呼吸し苦しい表情を見せた。
- スケートカナダ男子フリー 演技する宇野昌磨（ＡＰ）
- スケートカナダ男子フリー 演技する宇野昌磨（ＡＰ）
＜総合成績＞
| 順位 | 選手 | 合計 | SP | FS |
|---|---|---|---|---|
| １ | 宇野昌磨 | 277.25 | 88.87 | 188.38 |
| ２ | キーガン・メッシング | 265.17 | 95.05 | 170.12 |
| ３ | チャ・ジュンファン | 254.77 | 88.86 | 165.91 |
| ４ | アレクサンドル・サマリン | 248.78 | 88.06 | 160.72 |
| ５ | ナム・グエン | 240.94 | 82.22 | 158.72 |
| ６ | ジェイソン・ブラウン | 234.97 | 76.46 | 158.51 |
| ７ | ケビン・エイモズ | 230.09 | 78.83 | 151.26 |
| ８ | ダニエル・サモーヒン | 225.89 | 84.90 | 140.99 |
| ９ | 友野一希 | 220.83 | 81.63 | 139.20 |
| 10 | アレクサンデル・マヨロフ | 220.30 | 84.64 | 135.66 |
| 11 | ブレンダン・ケリー | 220.08 | 80.99 | 139.09 |
| 12 | ローマン・サドフスキー | 210.60 | 67.72 | 142.88 |
＜演技順とＳＰ得点＞
＜第１グループ＞
・ジェイソン・ブラウン（23＝米国）76.46
・ケビン・エイモズ（21＝フランス）78.83
・ローマン・サドフスキー（19＝カナダ）67.72
・ナム・グエン（20＝カナダ）82.22
・友野一希（20＝同大）81.63
・ブレンダン・ケリー（23＝オーストラリア）80.99
＜第２グループ＞
・アレクサンデル・マヨロフ（27＝スウェーデン）84.64
・アレクサンドル・サマリン（20＝ロシア）88.06
・ダニエル・サモーヒン（20＝イスラエル）84.90
・チャ・ジュンファン（17＝韓国）88.86
・宇野昌磨（20＝トヨタ自動車）88.87
・キーガン・メッシング（26＝カナダ）95.05
