湯沢翔北が、18人中17人を起用する余裕の展開で109得点を挙げ、10年連続18度目の優勝を果たした。第1クオーター(Q)で12点差をつけると、第2Qは9失点、第3Qは6失点と守備でも圧倒した。

全国選手権に向け、安藤千遥主将(3年)は「去年は16強止まりだったので、ベスト8が最初の目標。リバウンドやルーズボールも積極的に取りにいけたことで相手のペースにならなかった」と勝利への執着心を誇った。

昨年の選手権で1年生ながら先発出場した2人の活躍も光った。近藤萌(2年)が24得点すれば、浅利千(2年)も11得点の奮闘。近藤は「去年は先輩たちに頼っていて外からのシュートしか打てなかったので、今年は中に入って攻めたい」と力強かった。