昨季のプレミアリーグを制した久光製薬が東レを3-0(25-17、25-14、25-22)のストレートで下し、開幕戦を白星で飾った。

岩坂名奈(28)新鍋理沙(28)石井優希(27)の世界選手権日本代表トリオに加え、今村優香(25)が多彩な攻撃でチーム最多の16点を挙げて勝利に貢献。世界選手権で日本の新エースに名乗りを上げた黒後愛(20)擁する東レを攻撃力で圧倒した。

NECもデンソーに3-0(25-18、27-25、25-19)で快勝。世界選手権でポイントゲッターとして活躍した古賀紗理那(22)が要所でスパイク、サービスエースを決めるなどチームをリードし、広瀬七海(21)が両チーム最多タイの17点をマークした。

新しく生まれ変わった1部リーグは、これまでより3チームの11チームが東・西2地区に分かれて争われる。各チームの興行権が与えられ、ホーム・アンド・アウェー制を鮮明に打ち出し、地域密着を推し進める形で開催される。

◆リーグ開催方式 東地区6チーム(デンソー、NEC、埼玉上尾、日立、PFU、KUROBE)、西5チーム(久光製薬、JT、トヨタ車体、東レ、岡山)が地区別に2回戦総当たり戦、さらに交流戦を2回戦行い、各地区上位4チームがプレーオフに進出。1回戦総当たり戦で最上位チームと2、3位チームの勝者が来年4月に決勝を戦う。8チームのプレーオフまでは勝ち点制、それ以降は2回戦の勝敗制で争われる。