世界7位の錦織圭(29=日清食品)が、6位上昇に王手をかけた。

同84位で、昨年ウィンブルドン4回戦で対戦したエルネスツ・ガルビス(ラトビア)に6-1、6-4の1時間14分でストレート勝ち。「1回戦より確実にいいプレーができた」とベスト8進出を決めた。準々決勝では同38位のフチョビッチ(ハンガリー)と対戦する。

錦織がスタートから飛ばした。一気に5ゲームを連取し、自分のサービスゲームで1度もブレークポイントを握られない快勝のセットだった。第2セットに入ると、第1サーブが入る確率が第2セットだけで50%以下に落ち、4オールまで競った。しかし、最後は2ゲーム連取で突き放した。

錦織は次の準々決勝に勝ちベスト4に進むと、18日発表予定の最新世界ランキングで6位に復帰する。17年4月17日の週に5位になって以来の高いランキングとなる。