前回覇者の藤沢五月(27)、山口剛史(34)組が決勝で鈴木夕湖(27)、平田洸介(26)組を6-4で下し、2連覇を達成。

4月にノルウェーで開催される世界混合ダブルス選手権に日本代表として出場することが決定した。

優勝を決めた瞬間、「フジヤマ」ペアは満面の笑みを浮かべた。鈴木との「ロコ・ソラーレ対決」を制した藤沢は「対戦が実現してよかった。普段から練習していて、投げのラインを見ている。今日は(鈴木)夕湖が投げたライン通りに投げればよかった(笑い)」と振り返れば、山口は「試合の中で自分たちが課題を見つけて、修正作業がスピーディーにできた」と手応えをあらわにした。

2人で出場した昨年の世界選手権は5位だったが、上位5~6位の実力差はわずかだと実感していた。だからこそ、藤沢は「今回の世界選手権の結果が(22年の)北京五輪の出場枠に関わる。結果を出したい。日本代表として頑張りたい」とキッパリ。山口も「自分の力がより高いところに行けるように1戦1戦頑張りたい」と力を込めた。