東京オリンピック(五輪)テストイベント最終日は、通常通りのレース形式で行われた。初日15日の女子個人戦は猛暑のためにランを10キロから5キロに短縮して実施。前日17日のパラトライアスロンは水質悪化のためスイムを中止、デュアスロンで行われていた。

この日は午前4時から大会実行委員会、国際トライアスロン連合(ITU)らによる危機管理会議が行われ、水質検査や気象データなどをもとに競技実施の可否を検討。17日午後1時に採取された最新のサンプルで水質の大幅な改善が確認され、前日のITU水質基準「レベル4」から「レベル1」に回復したため、通常通りスイムを入れたトライアスロンで混合リレーを行うことを決めた。

優勝はフランス、英国が2位に入り、米国が3位。高橋侑子(27=富士通)ニナー・ケンジ(26=NTT東日本・NTT西日本)井手樹里(36=スポーツクラブNAS)古谷純平(28=三井住友海上)で組んだ日本は11位だった。