日本バスケットボール協会は6日、八村塁(21=ウィザーズ)がW杯の残り2試合を欠場することを発表した。3週間後に迫ったNBA開幕に向けて、体調への影響を考慮したため。八村はW杯期間中に膝の不調と疲労を抱えていた。東京五輪を見据えた場合、NBAでシーズンを通して活躍することが長期的な成長につながると判断した。

日本は5日の米国戦に敗れて、1次リーグ3連敗。E組最下位となって、順位決定リーグで7日にニュージーランド、9日にモンテネグロとの対戦が決定していた。

八村は同協会を通じて、コメントを発表した。

「自分はチームジャパンが大好きです。今回の決断はウィザーズ、日本チーム、そして自分自身にとって、とても難しい判断でした。体調は様子をみている段階ですが、ウィザーズ、日本チームともに、NBAシーズンそして東京2020オリンピックに向けて、僕がベストな状態になれるよう最大限の協力をしてくれると信じています。応援してくださっている方々には、引き続き、自分や日本チームを応援してくださるよう、お願いします」。