女子テニスの世界ツアーで、史上2度目となる日本女子のシングルス決勝対決が実現した。

花キューピット・ジャパン女子オープンのシングルス準決勝が14日、広島で行われ、世界107位の土居美咲(28=ミキハウス)が同48位で第2シードのクデルメトワ(ロシア)に6-4、6-3のストレート勝ち。

同125位のブザルネスク(ルーマニア)をフルセットで下した同146位の日比野菜緒(24=ブラス)と15日に予定されている決勝で対戦する。日本女子同士のシングルス決勝は、97年4月のダナモンオープン(インドネシア)で、沢松奈生子が吉田友佳にストレート勝ちして以来22年ぶり2度目の快挙だ。

土居は15年ルクセンブルクオープン以来、日比野は15年タシケントオープン以来、ともに自身2度目のツー・シングルスタイトルを狙う。