世界ランキング6位の日本が同10位のドミニカ共和国を3-1(25-21、25-11、24-26、25-14)で下し、81年以来10大会ぶりのメダル獲得へ白星スタートを切った。

日本は新鍋理沙(久光製薬)、古賀紗理那(NEC)がエースを決めるなど、サーブで相手を崩して第1セットを先取。第2セットは粘り強い守備でボールをつなぎ、古賀、石井優希(久光製薬)らのスパイクが決まって連取した。

第3セットは中盤まで大きくリードしながら逆転で失ったが、第4セットは攻守のバランスと取り戻し、荒木絵里香(トヨタ車体)の効果的なブロック、石井のスパイクなどで勝負を決めた。6月のネーションズリーグでフルセットで敗れた難敵に雪辱し、中田久美監督就任以降の対戦成績を3勝2敗とした。

日本は15日に世界5位のロシアと対戦する。