名アスリートが一流の技術と経験を伝える「VICTORYスポーツ教室」(主催・日刊スポーツ新聞社ほか、協賛・トンボ)が24日、北海道・札幌北斗高校で開催され、バレーボール元全日本女子の佐野優子さん(40)が講演会と実技指導を行った。

佐野さんは全校生徒、教職員ら約900人に「私のバレーボール人生~欲を持つことへの大切さ~」と題して講演。身長159センチながら、リベロとして活路を見いだした佐野さん。04年アテネ五輪の代表落選が欧州挑戦につながった経緯を話し「好きで始めたバレーボール。自分を満足させられるようにもっと頑張ろう! と気持ちを奮い立たせた」。そして「他人から言われるのではなく、自分発信の目標を持って頑張ってほしい」と結んだ。実技指導では、女子バレーボール部員27人に、“日本の守護神”と評されたレシーブ技術を伝授した。