世界4位の大坂なおみ(22=日清食品)が、激しいバトルを制し4強入りを決めた。

同9位のキキ・ベルテンス(オランダ)に6-3、3-6、6-3のフルセットで下し、日本時間11日に、大会自身初の決勝進出をかけ同2位のプリスコバ(チェコ)-同19位のリスク(米国)の勝者と対戦する。この勝利で、13日発表の最新世界ランキングで3位復帰が決まった。

サーブだけじゃない! 大坂は、2回戦で18本のエースを奪ったサーブが、この日はエース4本にとどまった。大半の選手がラケットをはじかれる大坂のサーブだが、相手は的確にリターンを返球。なかなか一発でポイントが取れなかった。しかし、しっかりと大事な場面を押さえ、攻守がかみ合い、我慢もし、エース2本でも勝てることを証明した。