埼玉・熊谷ラグビー場では、ファンの競技観戦をサポートすべく、最寄りの駅から発車するバスを増便させた。

会場にいたラグビー協会関係者によると、この日はJR熊谷駅と試合会場を結ぶ路線バスを通常よりも30便増やした。徒歩だと50分かかるだけに交通の不便さが懸念されたがタクシーも通常より30台増やし、熊谷市では自転車をレンタルする準備も進めていたという。

同関係者は「開幕戦だから、これだけのバスなどを用意できたが、次の試合のことはまだ決まっていない」。W杯では観光バスが380台が用意され、海外のラグビーファンに喜ばれた。「今の子どもたちが遊ぶ時の1つの選択肢として、ラグビーが入ってくれれば」。課題解決を見据えてラグビー人気を支える意気込みが伝わってきた。