中田序珠亜(じょしゅあ、11=MFアカデミー)が66・82点で7位だった。ダブルアクセル(2回転半)を2本決め、2回転のループ-トーループの連続ジャンプも着氷。演技を終えると、ガッツポーズで喜びを爆発させ、客席に向かって投げキスや両手でハートポーズを披露した。「僕はみんなを笑顔にすることが好き。試合でダブルアクセルを全然決めたことがないので、すごいうれしい」と笑みがこぼれた。

兄は今季シニアに転向した世界ジュニア連覇の中田璃士(18=西武グループ)。会場に応援に駆けつけることはできなかったが、大会の中継を見守った。直前の5分間練習での中田の状態もしっかりチェックしていた様子で「練習が終わって連絡が来て、『1本は転けたけど、他は降りていたね。すごいね』って言われた。『絶対にできるから頑張って、自信を持ってやれよ』って言われた」と、兄からのエールをうれしそうに明かした。

観客をキュートに魅了し歓声を浴びた。「みんなに見られるのが好き」と大舞台向きの強心臓の持ち主。「トリプルも入れたいし、ノーミスにあこがれる」。さらに成長して来年全国に戻って来るつもりだ。【保坂果那】