全日本柔道連盟(全柔連)は31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、体重無差別で争う全日本女子選手権(4月19日、横浜文化体育館)と全日本選手権(同29日、千葉ポートアリーナ)の延期を発表した。延期時期と会場は未定。

この日、東京・講道館で行われた大会実行員会で決定した。

実行委員会の会議後、取材に応じた全柔連の中里壮也専務理事は「コロナの収束状況次第だが、全日本は毎年やっている大会なのでなんとか年内にやりたい」と話した。東京五輪に向けて、6月にも増設改修工事が終了する日本武道館での開催も含め、今後検討するという。出場選手の推薦基準は持ち越しとなる。