日本ラグビー協会は2日、日本選手権(5月23~30日)を中止すると発表した。

新型コロナウイルスによる影響が拡大しており、大会を安全に開催する担保ができないこと、大会に臨む十分な準備ができないことを考慮し、開催の中止に至った。

第6節まで消化していたトップリーグは、3月23日に今季のリーグ戦中止を発表。19年W杯日本大会で盛り上がりを見せたラグビーだが、今季の主要大会が思わぬ形で幕を下ろすこととなった。

日本協会の森重隆会長のコメントは以下の通り。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、第57回日本ラグビーフットボール選手権大会の開催中止を決定いたしました。

長い歴史を誇る本大会の開催が大会史上初めて中止となることは大変残念でございますが、感染拡大防止のため今、私共にできることに引き続き取り組んでまいります。