04年アテネオリンピック(五輪)の陸上男子ハンマー投げ金メダリストで、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の室伏広治スポーツディレクター(45)が次期スポーツ庁長官に就任することが決まったことを受け、組織委の森喜朗会長(83)が11日、コメントを発表した。

「東京2020組織委員会の発足以来、ずっと一緒に、二人三脚で大会準備に取り組んできた室伏広治氏が、スポーツ庁長官に就任されることを、大変嬉しく思います」

「オリンピックの金メダリストであり、世界におけるアンチ・ドーピングの象徴的な存在でもあり、IOCでも専門委員を務めるなど、素晴らしいキャリアを持つ室伏氏が、新たな重責を担うことは、IOC関係者も喜ばれていると思います」

「室伏氏がスポーツディレクターに着任したのは、ちょうど東京都と組織委が招致時代の会場計画を見直すことを表明した直後であり、その後は、世界中を奔走し、国際競技団体との大変な交渉にあたっていただきました。既存施設を最大活用し、今の時代に合った現在の会場計画を作り上げることができたのは、室伏氏の尽力のおかげです」

「来年の開幕まであとわずかという思いがけないタイミングではありますが、組織委全員で心から室伏氏の新たな出発を応援したいと思います。今後は、日本のスポーツ行政の舵取り役として、より大きな役割で、東京2020大会に向けて一緒に仕事ができることを、頼もしく思っています。引き続き、安全で安心な大会開催の実現に努めてまいります」(原文まま)