日本ハンドボールリーグ機構は26日、来年3月のプレーオフ実施会場を、東京・駒沢体育館から国立代々木競技場に変更すると発表した。リーグ関係者は「コロナ禍でも多くのファンに観戦してもらえることを目指した」と説明した。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、現在の入場者数は収容人数の50パーセント以内に制限されている。近年のプレーオフでは、収容人数約3000人の駒沢体育館が満席になっていたが、現在の状況が続いた場合の上限は約1500人。約1万人を収容できる国立代々木競技場に変更したことで、制限が継続した場合でも5000人近いファンを迎えられることとなった。

国立代々木競技場は、来夏に延期された東京五輪のハンドボール会場に予定されている。