男子テニス界の日本のエース、錦織圭(31=日清食品)が2日、自身の3月までの21年出場大会を明らかにした。自身の21年開幕戦は、2月1日からオーストラリア・メルボルンで始まるATPカップとなる。

同大会は、昨年から始まった国別対抗戦。錦織は、日本NO・2の西岡良仁(25)らと日本代表として出場予定だ。その後、2月8日開幕に延期となった全豪オープン(メルボルン)、3月1日からのオランダ・ロッテルダムの大会、同8日からのフランス・マルセイユの大会、同15日から始まるドバイ選手権、そして同24日からのマイアミオープンとなる。

テニスの世界ツアーは新型コロナウイルスの感染拡大で、中止や延期の大会も多く、現在も予定された大会が必ず開催される保証はない。2月のオーストラリアは、選手にも入国してから14日間の隔離を求めており、その間、練習は可能との情報はあるが、ATPカップから出場するためには、少なくとも1月中旬にはオーストラリアに渡る必要がある。