バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマン(50)が5日、オンライン取材に応じ、今後の公式戦やオールスター戦(今月15、16日=水戸市)について、予定通り実施していく方針を示した。

今週中にも首都圏に緊急事態宣言が発令される見通しが強い。島田チェアマンは、「きのうの総理会見だけを見ると、どのようになっていくか判断つかない」と前置きしたうえで、リーグとしては「今のところ、強い意志を持って続けていくという前提でいる」と述べた。

試合会場での飲食提供などに関しては調整が必要との認識を示しつつ、島田チェアマンは「政府や、アリーナを管理する自治体からの中止要請がない限り、試合については基本行っていく。いまの状態だと、オールスターもレギュラーシーズンも変わりなくやっていく」と話した。

日本協会の三屋裕子会長(62)も取材に応じた。2月に中国、台湾、マレーシアを招いて国内で集中開催されるアジアカップ予選については「いまはまったく混とんとしている。国内ルールを最優先する」と、先行きが不透明な認識を示した。