NBAウィザーズの八村塁(22)が7試合連続で先発し、約28分間の出場で10得点、今季最多9リバウンド、3アシスト、今季初ブロックも記録した。

第1クオーター(Q)の序盤にパワフルなステップからフックシュートを成功。その後、得点の伸び具合はじわじわした形となったが、第4Qにも左手で難しい体勢からのフックシュートを決めて2桁得点に乗せた。第3Qの終盤にはビールにワンバウンドのパスを送り、華麗なシュートをアシストする場面もあった。

センターのブライアントが左膝前十字靱帯(じんたい)部分断裂により長期離脱を余儀なくされるなか、八村は今季初の“ダブル・ダブル”には届かなかったものの、リバウンドで貢献した。

試合はウィザーズが快勝し、連敗を3で止め、今季3勝8敗とした。司令塔ウエストブルックは左太もも痛で1週間ほど戦列を離れることが試合前に発表されたが、2試合ぶりにコートに戻ったビールを中心に、チームは序盤から得点を重ねた。